2014年6月から月2回のペースで、雑誌『プレジデント』のオンライン版「プレジデント・オンライン」で<サイバーリテラシー・プリンシプル>というコラムを連載しています。<サイバーリテラシー3原則>の1つ下位に位置する、IT社会を生きる上での指針をまとめたものです。
IT社会はこういうふうに成り立っているという「基本知識(リテラシー)」、だからこういうことはしない方がいい、あるいはした方がいい、といった「処世訓」、スマートフォン(ケータイ)をめぐる「親と子の心構え」の3本柱に沿った内容が順不同に並んでいます。大きく括れば『インターネット養生訓』といったところでしょうか。
以下の目次をクリックして、興味のあるものをご覧ください。なおこの連載はしばらく続け、逐次追加していきます。
- 現実世界に軸足を置く
- 漏れないデジタル情報はない
- スマホに子守をさせない
- 夢を持つ能力を養う
- 謝罪や苦情の窓口を外注しない
- スマホを子ども部屋に持ち込ませない
- 面倒な手続きをあえて踏む
- 電子画像は切り張りしない
- インターネットは新たなタコツボ化を促す
- アーキテクチャーは知らないうちに規制する
- 中学生以下の夜9時以降のスマホは禁止
- 面と向かって言えないことは書かない
- 削除すべきデータを「削除」フォルダーに「保存」しない
- 感情のからむメールは夜中に送らない
- 撮影用スマホ・アプリは使い方にご用心
- コンピュータが人間の弱点につけ込み思わぬ事態を引き起こす
- ときにデジタルを離れて道草をする
- スマホは紛失・盗難への備えが大切
- データベースは空白を嫌う
- デフォルトには「癖」がある
- ちりもつもれば山となる
- 一瞬の判断を培っておく
- 身近な人間関係を大事にする
- オンラインが新たなコミュニティを生む
- コピペは頭を素通りする
- メディアはメッセージである
- 技術で倫理は代替できない
- ITは日本人にとってパンドラの箱!?
<番外編>ヤフーの削除基準公表の背景と意味