<これからはサービスとサービスの交換の時代>
参加者 | | 明治大学の夏井です。今日は苦しいお話もあって(笑)、僕自身も何回も失速しながら、どうにか1センチくらいのところで空中を浮いたり、沈んだりしながら生きているのでよくわかります。お話を伺っていて、3人それぞれやられていることは形式的には違うけれども、どこか似てるなと思いました。どこが似てるかというと、参加されるユーザーの方が、自分でイニシャチブを持っていると思えることをやっていることだと思うんですね。これが成功の原因だし、自分がハンドリングしているという感覚を持てる、女性の化粧品なんかはまさにそれだし、同窓会もそうだし、離婚とかいろいろな問題を抱えてる方は、自分のその瞬間で議論できるわけだし、だから、これからもユーザーは増えると思います。
自分がハンドリングできるという感覚を持てなくなったら、このビジネスが終わるんじゃないでしょうか。例えば、特定のメーカーのマーケティングのシステムの中に組み込まれてしまうとか、あるいは政府の中のシステムに組み込まれてしまうとか、自分がハンドリングしているんじゃなくて、何かに飲み込まれているような雰囲気が出てきたら、このビジネスはなくなるだろうと思います。そこら辺をうまくバランスさせながらやっていったら、もっと面白いことができそうだな、というのが率直な感想です。
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