ついに「れいわの出番」がやって来る!
B 12月10日のNHK日曜討論で自民党のパーティ券キックバック問題に関して、れいわ新選組の高井たかし幹事長が以下のように発言しました。
なぜ、自民党にこれだけ多額の献金が集まるのか。それは見返りがあるからです。消費税が3%、5%、8%と引き上げられるたびに法人税は逆にそのつど引き下げられてきました。この30年間、国民が汗水流して収めた消費税のなんと7割が、法人税の減税の原資にされています。法人税引き下げによって国内企業の内部留保は10年間で1.8倍、250兆円も増えています。毎年24億円もの大金を自民党に献金している経団連会長が記者会見でこう言いました。「献金は社会貢献だ。何が問題なんだ」。でも献金の本当の目的は税のおまけをしてもらうことです。そしてそのおまけの原資は国民が払う消費税ですよ。これのどこが社会貢献ですか。
本コラムでもときどき引用するトラジロ君がこの動画を紹介しつつ、「よく言ってくれたなと思いますね」と感慨深く述べていましたが、いまこそ国民も自民党政治の本質をよく見据えるべきだと思います。
と言うより、まさに「今だけ、金だけ、自分だけ」という矮小な世界に落ち込んでいる現代政治の泥沼を理解すると同時に、れいわ新選組こそが国民の声を代弁してくれていることに気づくべきです。大企業で働く正社員の人にとっても、これは同じです。「自分たちだけが良ければ」という考えでは日本社会は立ち行かないところまで来ており、いずれはその禍が我が身に降りかかってくることを理解しないといけません。大企業だって、国の将来を考えれば、いまの政治がいいとは決して言えないはずですね。前2回にわたって見てきたように、それほど今の政治はひどい。
岸田首相はいまになって安倍派閣僚らを更迭すると言っており、これで安倍派が壊滅的打撃を受けようとも、他派閥が勢力を回復するばかりで、自民党の体質改善、さらには日本政治の浄化へと結びつく可能性はむしろ少ないでしょう。その構図の中に企業経営者、さらには大手メディアもどっぷりつかっているわけです。
自民党政治ににじり寄って、そのわずかなおこぼれをもらおうとしている他党の多くは、もはや決して「野党」とは言えない。山本太郎とれいわ新選組が結党以来、声を大にして訴えてきたことこそが、国民の気持ちを代弁していることに気づいてほしいと思います。
・「切り込み隊長」大石あき子、激動の2年
A いよいよ本当にれいわの出番ですね。2019年に山本太郎がたった一人で立ち上げたれいわ新選組も、ようやく8人の国会議員を擁する政党になりました。と言ってまだまだ弱小勢力で、国会ではいじめられることはあっても、あまり相手にしてもらっていないですね。山本太郎はれいわが一定の存在感を持てるために、次期衆院選で国会議員20議席はほしいと言っていますが、次期衆院選こそ大きなチャンスだと思います。
れいわのまだ短い歴史を振り返ると、山本太郎に次いで衆院議員となり、今はれいわ共同代表をつとめる大石あき子、くしぶち万里の2女性がれいわ進展に尽くした役割は大きいですね。
B 大石あき子(晃子)が衆院議員になったのは2021年11月です。そのときの衆院選で大阪5区から立候補し小選挙区では敗れましたが、重複立候補していた比例の近畿ブロックで28議席中最下位で当選したんですね。
A 当時本人がユーチューブで、「街頭でよく『残念だったねえ』と慰められるんですよ。『いや、私、当選したんですよ』」と言っていたのがつい最近のようですが、その後の「切り込み隊長」としての活動は目覚ましいですね。
大阪大学大学院で環境工学を専攻し
たあと大阪府に就職、あの橋下徹が大阪府知事になって職員にハッパをかけた朝会だかで、橋下徹に噛みついて名を上げたようです。議員になってからも一貫して維新(日本維新の会)批判や、大阪府・大阪市が推進するIR(カジノ)や大阪万博批判を繰り広げてきました。大阪万博がいかに時代遅れの金食いイベントであるか、今ようやく明らかになりつつあります。
その間、一時は上司だった橋下徹に名誉棄損で訴えられ、「大石あき子橋下徹に訴えられたってよ」とツイッターで反撃したり、『維新ぎらい』という本を出したりしています。
2022年12月にはくしぶち万里とともにれいわ新選組の共同代表になりました。増税反対デモも彼女が提案、大阪で始めたものですね。最近では、イスラエルのガザ侵攻に対して国会や街頭で激しい批判を続けています。街宣で涙まじりに痛烈な゙イスラエル批判、アメリカ批判をされたのを見ましたが、ほんとに小柄な身体は闘志の塊ですね!
ジャーナリストの鮫島浩との対談では、維新批判だけでなく、その矛先は立憲民主党にも向けられています。彼女に言わせると、立憲民主党も自民党とたいして変わらず、議員一人ひとりの個性よりも党の統制が強いらしい。「立憲しぐさ」という見事な皮肉は痛快そのもの。さもありなんという気がしますね。
B 国会でも、闘う野党の復活をめざして本会議議長席前で抗議行動をしたり、予算委員会で岸田首相を「この鬼」、「資本家の犬」、「財務省の犬」と呼んだり、なかなか先鋭ですねえ。
・入れ替わり当選のくしぶち万里、「弁明」に真骨頂
A くしぶち(櫛渕)万里は、2022年の参院選に衆院議員だった山本太郎が打って出る決断をしたときに、入れ替わりで衆院議員になりましたが、山本太郎の空席を埋めるに十分な活動で、大いに存在感を示しました。
彼女は大学卒業後、ピースポート事務局長をしたことがあり、新党さきがけの田中秀征の「さきがけ塾」にいたこともあります。
B 新党さきがけ代表代行もつとめた田中秀征は、このところよく言及している石橋湛山の孫弟子にあたるとか、いまは隠退しているようだけれど、まっとうな政治家で、彼女もその血筋を引いているわけですね。
一時、民主党の衆院議員もつとめました。前回衆院選(東京22区)から立候補して落選しましたが、れいわは比例東京ブロックで1議席を獲得して山本太郎が当選、先にもふれたように、彼が参院選に転戦することになり、彼女が入れ替わりで当選したわけです。
その間のいきさつについては『山本太郎が日本を救う』(サイバーリテラシー研究所刊、アマゾンで販売中)で「山本太郎は男でござる」と題して詳しく紹介しました。本<折々メール閑話>は山本太郎の男気に感じて続けているところがありますね。山本太郎の結党以来の発言の主なものについては、『山本太郎が日本を救う』シリーズ2冊で冒頭に掲載しています。彼のぶれない発言をぜひ確認してみてください。
A くしぶち万里は英語も堪能で知性的な印象がありますが、なかなかどうして大石さんに負けない根性を感じます。国会での活動もたいしたもので、大石あき子に続いて予算案審議に抵抗して懲戒動議にかけられたとき、本会議で読み上げた「身上弁明」は格調高いものでした。
B 全文を書き起こして、「櫛渕万里の弁明」として<折々メール閑話>に掲載しましたので(「れいわによって守られた国会の品位」、『みんなで実現 れいわの希望』に収録)、
この名演説はぜひご覧いただきたいと思います。そこにこんなくだりがあります。
平和憲法と非核3原則、これを持ち、唯一の戦争被爆国である日本が、2度と戦争せず、国の確かな安全保障と地域の平和と安定に貢献できる道は何か。アメリカに追従するだけではなくて、時代の危機感を共有するすべての人と知恵と力を出し合い、もっと国会で真剣な議論を尽くし、国民の生命と尊厳を守るために私はあらゆる努力と行動をしていく決意です。
なぜ海外の輸入を守るために牛を殺し酪農家を離農させてしまうのですか。食糧自給率はたったの38%、余った乳製品を政府が買い取ってそれを生活の苦しい人びとに配る救済策を行えばいいではありませんか。食料も自国で確保できない政権に安全保障を語る資格があるのでしょうか。
・山本総理実現にかける高井たかし
A 幹事長をつとめる高井たかし(崇志)も、縁の下の力持ち以上の活躍ですね。れいわの要と言っていい。郵政省・総務省出身、立憲民主党衆院議員もつとめたことがありますが、今は国会の議席はありません。ウイキペディアによると、先に紹介した城山三郎の『官僚たちの夏』を中学時代に読んで感激、官僚を志したと言います。このところ次期衆院選候補者の紹介記者会見を行ったり、冒頭で紹介したようにテレビ番組にも出演したりして、れいわの政策を広めています。
昨年、三重県津市に来た時にお会いしたことがありますが、全くかざらない人間味あふれる方だと思いました。山本太郎に男気を感じ、山本太郎を総理にすることに賭けていますね!「3年以内に山本太郎を総理にする」と熱っぽく語っていたのが印象的でした。次期衆院選での去就はまだ発表されていません。(敬称略)

A 岸田首相に関しては、最近になって彼が自民党本部で統一教会幹部と同席していたことが明らかになりました。朝日新聞がスクープしたもので、彼が党政調会長だった2019年10月に統一教会の友好団体「宇宙平和連合ジャパン」トップ、梶原正義氏、ニート・ギングリッチ元米下院議長(共和党)、、米教団元会長とされるマイケル・ジェンキンス氏と4人で撮った写真も公開されました(写真は東京新聞12月9日付、共同)。本来は安倍元首相と面会する予定だったのだが、日程の都合で岸田氏が出席したらしい。
B 「不時着」というのは諸般の事情でやむなく予定地以外に着陸することで、乗員はまず無事の場合が多いでしょうね。墜落(crash)を「不時着水」と言い換える日本政府に、オスプレイの飛行停止を求める主体的な外交を求めるのは無理。その後、米軍はオスプレイ飛行を全世界で停止すると発表しています。また12月9日の沖縄タイムスウエブ版によると、米国防省はオスプレイの生産を2026年で中止するとのことです(オスプレイの写真は同ウエブから、米軍横田基地)。
それはともかく、この政局液状化の中で前明石市長の泉房穂氏が「救民内閣」のスローガンを掲げたのは興味深いですね。東京新聞11月26日のインタビューで、「国民負担増から国民を救う政治へと転換する『救民内閣』発足に向け、政権奪取構想を練り始めた」と述べています。
A ここで主役を演じるのは山本太郎しかない(^o^)と思うけれど、泉構想がそういう役割を彼にふるかどうかという問題もありますね。
少しさかのぼるけれど、今年6月に日本外交の道筋を考える超党派の議員連盟「超党派石橋湛山研究会」が立ち上がったというニュースがありました。向米一辺倒の外交から転換すべきだとの意味を込めているらしい。
先生が力を入れておられる「気の瞑想」、「光の瞑想」、「心の瞑想」についてもその違いを説明しつつ、瞑想で得られる「穏やかな生活」、「悟り」の世界とはどういうものなのか、先生の40年に及ぶ修業の到達点についても、会報の中から珠玉の3編を選んで掲載しました(先生の横顔も紹介)。
彼は、種子法の廃止、農業競争力支援法など一連の政策変更は、「公共政策や共助組織により維持されてきた既存の農林漁業の営みから、企業が自由に利益を追求できる環境に変える」ことだと言っています(『農業消滅 農政の失敗がまねく国家存亡の危機』平凡社新書、2021)。
また『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』(文春新書、2013)には「目先の自分の利益だけしか目に入らない人々が多すぎる。しかも、国民の幸せではなく、目先の自分の利益しか見えない政治家や、人の命よりも儲けを優先する企業の経営陣が国の方向性を決める傾向が強まっている。‣‣‣。皆、自分たちの目先の利益のみに目を奪われ、支え合う気持ちを失い、 やがては、全体が沈んでいって、そこで初めて気づくのかもしれない」とも書いています。ここには、安くさえあればいいと、輸入農産物に飛びつく消費者の問題もありますね。「消費者にも、食の本物の価値をしっかりと認識して、それに正当な対価を支払うことが当然だという価値観を持ってもらうことが大事だ」という指摘はもっともだと思います。
される支局が「新聞記者の学校」だったんですね。僕も2度目の佐世保支局時代に田中哲也支局長の薫陶を受け、少しはまともな記者になれたかと思っています。その思い出を書いた
「流転」が好きですね。仲間のHさんはギター担当、Tさんはハーモニカ担当、これがプロ級でハーモニカも何本も持っています。おかげさまで好評、皆さん喜んでくださるので張り合いがあります。
ひとことで言うなら、厚顔無恥、ポエムの連続、中身なしです。彼が一番力強く訴えたかったの経済の再生だっだと思うんですけど、三位一体の改革をやる、って言ってるんですよ。労働市場の改革、企業の新陳代謝の促進、物流改革――、労働市場の改革って、これいわゆる流動化でしょ。不安定な仕事をより広げていくってことですよ。企業の新陳代謝の促進は、中小企業潰しです。経済的に不安定な状況のとき、不況のときには、企業を守らなきゃダメなんですよ。でもそういうものをどんどんばらしていくっていうのは、失われた30年を作ってきた戦犯である自民党のやり方を一切変える気が ないってことです。それを、より拡大していくって訴えてるってことですね。だまされちゃいけない。よくそんなこと恥ずかしげもなく、大声で言えてるな、っていうことです。それに対して自民党席はやんやの大喝采です。劇団自民党と岸田さんと一席設けたみたいな光景を私たちずっと見せられてる状況だったということです。
B 話が〝面白く〟なるのは、彼が市長になってからです。初登庁後の市議会一般質問で、市議の1人がいびきをかいて寝ていたので、彼はいきなりツイッター(今はⅩと名を変えているが、以下ツイッターの旧名を使用)で、それを公開します。これが市長vs市議会のスタートですが、市議会でツイッターをやってる市議はほとんどいなかったらしく、ツイッターを見た報道陣がこの件について市議会議長に問い合わせると、議長は「居眠りがどうした?」と言ったかどうかはともく、居眠り議員を擁護すると同時に、議会内の出来事をSNSで発信した行為に対して市長不信を強め、徹底抗戦の姿勢を取り始めます。議会は本来公開されているものだから、それをツイッターで書いたから問題だということはないんだけれど、議員連中が驚いたのはわからないでもないですね。
B その最高潮が7月、いまから3か月前の市長定例記者会見です。市長案件を説明する中で、地元の中国新聞記事を取り上げ、事実関係の記述があいまいだと中国新聞記者を問い詰めました。このことにより、第三者を標榜している新聞メディアが当事者として引き出され、石丸市長の鋭い追及に新聞社側はタジタジの事態となりました。
B ここにはマスメディアのいわゆる「客観報道」の問題点が凝縮しているとも言えます。古くは 60年安保当時の7社共同宣言が反対デモによる死傷者発生を機に「暴力を排し議会主義を守れ」との見出しを掲げ、「その事の依ってきたる所以は別として、議会主義を危機に陥れる痛恨事であった」と、結果的に安保闘争を鎮静化させた例があるけれど、やはり「事の依ってきたる所以」を捨象して「混乱する議会」の正常化を叫んでも、解決にはならないですね。若い市長によって大手新聞社が批判されたと言うので、この安芸高田市制作の動画が再生回数100万回というヒットになりました。
なければならない」と定めているんですね。罰則はありません。
明治神宮外苑の再開発問題は、もちろん樹齢100年もの樹木1000本近くを伐採しようという暴挙にあるだろう。開発関係者の無神経は理解に苦しむところだが、ことの本質はもっと深いところにあると思われる(写真は神宮外苑のイチョウ並木、ウィキペディアから)。
東京大学大学院准教授(経済学)、斎藤幸平は初期マルクスの手稿などを丹念に読み込み、マルクスの環境への関心を掘り起こして、「いま必要なのはコモン(共有財産)の再生である」と言っている(『ゼロからの資本論』NHK出版)。これとよく似た考えは、早くはわが国が生んだ屈指の経済学者、宇沢弘文(写真)によって
「社会的共通資本」として提起されている。
この高度に発達した資本主義と不即不離の関係で、私たちに大きな影をなげかけているのがITの想像を絶する発達である。ダグラス・ラシュコフ『デジタル生存競争』(ボイジャー)によると、デジタル技術を開発した億万長者たちは、自分たちの利益のためには地球がどう危機に瀕しても、貧しい人びとがどうなってもお構いなしで、自分たちだけが地上 の楽園、あるいは地球外に避難所を求めて、そこで生き延びようとしている。
健康な生活をめざして禅密気功に励んでいる日々ではありますが、日本社会、および世界の情勢はけっして健康とは言えない状況です。とくに日本の現状はひどい。2回にわたって、私たちの周りの情勢について考えておきたいと思います。
2023年の敬老の日(9月18日)にあわせて総務省が発表した人口推計によると、80歳以上が総人口に占める割合が10.1%となった。なんと10人に1人が80歳以上となったわけである。
これは2022年の段階でモナコに次いで2位である(グローバルノート – 国際統計・国別統計専門サイト)。しかも国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2040年には総人口の34.8%になるという。





予想以上に参加者が多かったために、4グループに分かれての行進で、警備の警察官もたくさん出ていましたが、とにかく見物人が多い。スマホで撮影したり、応援したり、飛び入り参加したり、ブラスバンドの演奏もあって、なかなか楽しいデモのようでした。昔懐かしい風景でもあり、これぞ街頭行動の典型ですね。